お仏壇の金属製仏具磨き

「ちっちゃな頃、お盆になったら仏具磨くのをよく手伝わされたもんだわ」

という声をよく聞きますが、最近は皆さんお忙しいのか、以前に比べ仏具を磨かれている方は少なくなったように感じます。

それでも中には、定期的にご自分で磨かれている方もいらっしゃいますが、なかなか思ったほどきれいにはならないようです。

特に模様のある仏具の場合、凹部の汚れや黒ずみは残ったままになりがちですね。
場合によっては金属磨きが残ったままになり白くなっているものも時々見かけます。

金メッキや着色してあるものは、汚れにくく年数が経ってもそれほど古さは感じ ませんが、真鍮そのままのものは年数が経つにつれ黒くなっていきます。これは真鍮が空気に触れて酸化することによるためある意味仕方のないことなのですが、専門家が磨けば新品時の輝きを取り戻せますので安心して下さい。また、

仏具の表面にフッ素加工を施すことにより、真鍮が空気に触れなくなるため変色しにくく、磨いた直後の輝きを長く維持することもできます。

このことにより、お手入れはやわらかな布でほこりを拭く程度で済みますので、面倒な仏具磨きから開放されます。

「仏具もだいぶ汚れてきたわね」
「あ~、仏具磨くの面倒だな~」

とずっと気になっているあなた。

この機会に仏具も気持ちもスッキリしませんか?

もちろん、ただ磨いたり、フッ素加工を施したりするほかにも、金メッキやその他着色(茶色など)もできますので、仏具の黒ずみ・よごれが気になる場合はお近くの仏壇店にご相談ください。

注意

金メッキや着色してあるものを金属磨き等で磨かれると、メッキがはがれたり色が落ちる場合もありますのでお気をつけ下さい。メンテナンス用品のご使用前には必ず注意事項を確認するようにして下さい。

金属製仏具磨きサンプル

▼磨く前と後の金属製仏具一式

錆びたり輝きがなくなった金属製仏具
<錆びたり輝きがなくなった金属製仏具>
輝きを取り戻した金属製仏具
<輝きを取り戻した金属製仏具>

↑上の全体像の写真では仏具磨き前後の違いが少しわかりにくいので、それぞれの写真のいくつかの部品を拡大してみましょう。

▼「輪灯(りんとう)」の部品を拡大(1)

仏具を磨く前
<磨く前>
仏具「輪灯」を磨いた後
<磨いた後>

▼「輪灯(りんとう)」の部品を拡大(2)

仏具「輪灯」を磨く前
<磨く前>
仏具「輪灯」を磨いた後
<磨いた後>

▼「おりん」を拡大

仏具「おりん」を磨く前
<磨く前>
仏具「おりん」を磨いた後
<磨いた後>

いかがでしょうか。
磨き終えた仏具を納品した際、ご覧になられた多くのお客様が、

「これ本当にウチの仏具なの?」

と驚かれる理由はこれだけの違いがあるからなんですね(^^

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仏檀修理アドバイザー



富山県内仏壇店での仏壇製造・修理現場勤務をきっかけに、気がつけばお仏壇の修理・お手入れに携わってきて早20年目。

当サイトがお仏壇の修理や取り扱いに関することなどでお悩みのあなたのお力になることができれば幸いです。

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